石器時代に思いをはせて黒曜石で「やじり」を作りました

12月のカブ隊は「やじり」作りを体験しました。

講師に前県立博物館学芸員で黒曜石の産地の一つでもあります長野県の出身でいらっしゃるHigasik氏においでいただき、「岩石」「石器時代」にまつわる面白いお話を聞きながら各人が「マイやじり」つくりに挑みました。

実は氏は「智頭町森のようちえん まるたんぼう」及び「まるたんぼう付属 新田サドベリースクール」に通うお子さんの保護者でもあられまして、新田サドベリースクールでやじり作りを指導したとの当該スクールのブログを見て、これはスカウトにも有意義であると思い、まるたんぼうで時々お会いしていたこともあって、講師をお願いし快諾していただいたという経緯があります。

 

PC070992_sまずは座学で「石器」「やじり」「やじりに使われる岩石の種類」などの講義を受けます。

 

PC070994_s先生が作られた典型的なやじりの見本をみるスカウト達。形も薄さも整っています。さすがです。結構な製作回数をこなさないとなかなかこの域に達するのは難しいでしょうね。

 

PC070995_s先生持参のやじりの素材の黒曜石や、加工に使う丸い石など。同じ黒曜石でも産地によって色などに特徴があることや、黒曜石が取れない地域では代替として安山岩を用いたこと。鳥取地方は隠岐で取れた黒曜石か又は中部地方の湯梨浜町橋津の馬の山(実はこの山、ひげの隊長の子供の頃の遊び場でした)で産する安山岩で石器を作っていたことなどを教えていただきました。(今度、実家に帰ったとき馬の山に行って安山岩を探してみようと思っています。見つけられるかな?)

 

PC070996_s作業の内容を実演する先生。この写真は黒曜石の塊を丸い石を当てて薄い石辺を得て、その石片を鹿の角で出来ている治具で小さく割ってゆき「矢印」のような形状に仕上げてゆく作業を写しています。

 

PC070998_sさあー講義も終わって実技がスタート。先ずは黒曜石の塊に石をぶつけて、やじりに適した石片を得ます。石を当てる黒曜石の部位によって簡単に得られる場合となかなかいい石片が得られない場合があります。

 

PC070997_s勘のいいharukちゃんはそんなに苦労せず石片が得られました。

 

PC071006_ssyou君のお父さんも石割を体験。ところがこれがなかなか良い形に割れずにタイムアップ。子供の手前ばつが悪そうでした。

 

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氏が自作された鹿の角に代わるやじりの形を整えるための治具です。

 

PC071011_s治具の「銅」の部分を黒曜石の石片のどこに当てて矢印のような形に整えてゆくかのイラスト解説です。

 

PC071008_sさあー、矢印状に成形してゆく作業の開始です。

 

PC071009_s黒曜石の破片はガラスの破片みたいなもので素手で触ると皮膚が切れる恐れがあります。なので軍手をしているのですが、一般の軍手なのでスカウトの手には大きすぎてダブダブ。

何かやりにくそうでした。次からは使用者にあったものを準備しなくてはいけませんね。

 

PC071013_s 出来上がり作品の紹介です。このやじりに矢筒や矢羽根をつけていわゆる「弓矢」として完成させたいですね。

 

PC071014_s良くしゃべっていたけど何とかできたみたいですね。
PC071015_s 先生にも手伝ってもらって納得の行く形に仕上げました。
PC071016_s 最後まで悪戦苦闘していましたが自力で仕上げました。ご苦労山でした。

以上です。スカウトのみんな、お疲れさん。先生、有難うございました。

 

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